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<<< 2005/12/12 >>>
「ゴスロリ・レイ」です。原型はSUZU(ATOMIC-BOM)さん、アミエ・グランの一般キットです。
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パーツはこんな感じです。
フリルが大変そう・・・。
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<<< 2005/12/13 >>>
まずは、バリの除去や、パーティングラインの処理を、大雑把にやってしまいます。
前髪パーツです。顔の部分に、派手にバリが残っています・・・。要なパーツを仮組みしてみました。
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デザインナイフなどで取り除き、かるくサンドペーパーでやすりがけします。
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次に足パーツです。
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結構、パーティングラインの段差が大きいです。おなかの部分にも結構な段差があります。
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削るだけでは消えそうに無いので、いったんパテを盛ってから、やすりがけしました。
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写真ではわかりづらいですが、パーツの色とパテの色がちょっと違うので、うっすらと線が残ってしまいました。今回は、サフレス塗装は無理かな。
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その他のパーツも、ざっくりと処理しました。
次はパーツを洗ってから仮組みに入ります。
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<<< 2005/12/14 >>>
剥離剤や、バリ取り、パーティングライン処理の時についた削りカスを除去するため、パーツを洗います。
今回は試しに、こんなものを使ってみました。
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ビンにお湯を入れて、ポリデントを2錠ほど入れます。その中にパーツを放り込みます。
さて、うまく除去できるでしょうか？
とりあえず一晩、置いておきます。
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<<< 2005/12/15 >>>
一晩、漬け置きして、軽くブラシをかけて取り出してみました。
削りカスはきれいに取れてます。
が、さすがに剥離剤までは無理みたいです・・・。
次は、軸打ちをしつつ、表面処理をして、剥離剤もきれいに落とします。
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<<< 2005/12/16 >>>
各パーツを組み上げるため、軸打ちをします。
軸打ちにはいつも、２ｍｍの真鍮線を使ってるので、まずは軸を差し込む方のパーツに、２ｍｍの穴を開けます。
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次に、軸を接着する方のパーツに３ｍｍの穴を開けます。
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２ｍｍの穴に真鍮線を差し込み、もう片方のパーツの穴にあわせてカットします。
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接着には、エポキシ接着剤を使います。
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接着剤は３ｍｍの穴を開けた方にだけ付けます。
２ｍｍの穴を開けた方には接着剤を付けずに真鍮線を差し込み、両者を合わせます。
このとき、穴から接着剤がはみ出して、２ｍｍの穴を開けた方のパーツに接着剤がつかないように、付ける量は少なめにしておきます。
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軸を差し込んだら、接着剤が固まるまで、じっと待ちます。
マスキングテープなどで固定してもいいのですが、ずれて固まるときがあるので、いつも手に持ったままじっと待っています。
まあ、５分くらいですぐに固まるので、出来上がりを想像しつつ待つのも良いかと・・・。
で、固まった後、はずしてみるとこんな感じになっています。
今回は、接着剤の量が少なかったようで、ぎりぎりでした。
このような場合は、作業中に外れたりしないように、パテで埋めておきます。
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<<< 2005/12/17 >>>
左腕に気泡が少しあり、小さな穴が開いていたので処理します。
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まずはデザインナイフで穴を広げます。
やっていくと、意外に多かった・・・。
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次にパテで埋めます。気泡やパーティングラインの段差埋めには、これを使っています。
アルテコSSPのパウダーの方と、白い瞬間接着剤のシアノンです。
瞬間接着剤の液にアルテコのパウダーを混ぜて、トロトロ＋αくらいにします。
それを適度に盛り付けます。
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１分もしないうちに、すぐに固まります。
ただ、固まってすぐに削るとちょっとベタつくので、５分くらいほって置いてからペーパーがけします。
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で、こんな感じになります。
パテが白いので目立ちづらいですが、とはいえ、キャストの色と違うので、肌のサフレスは無理かなぁ。
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<<< 2005/12/28 >>>
一通りの軸打ち、下地処理が終わったので、仮組みしてみました。
こんな感じです。やっぱり、全体像が見えてくると、テンションもあがってきます。この調子で一気に塗装してしまいましょう。
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<<< 2005/12/20 >>>
では肌色の塗装に入ります。
今回は、下地処理のパテが肌の部分に多く、サフレスは無理そうなので、メタルプライマーを吹いた後、ファンデーションホワイトを薄めにして吹いて、下地としました。
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下地を吹いたら、まず、目をマスキングします。
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その後、クリアーレッド＋クリアーイエロー＋クリアーを薄く、少しずつシャドーの部分から吹いて行き、全体の調子を見ながら、塗り重ねます。
塗装後はこんな感じになります。
ちょっと濃すぎたかも・・・。
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他の肌色パーツも一通り塗装します。
とりあえず肌色は完了。
顔以外の肌色につや消しクリアーを吹いて調子を整えます。
顔は、瞳の描き込みが終わるまでは、つやありのクリアーを吹いておきます。
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<<< 2005/12/21 >>>
肌色が終わったので、つぎに、ストッキングの塗装に入ります。と同時に、黒系の色もついでに塗ってしまいます。
まずは、太もものフリル部分から上をマスキングします。
ちなみに、このように、ある程度広い範囲をマスクする場合は、ティッシュをぐるりと巻いて端をマスキングテープで適当に止め、さらにその端の細かい隙間をマスクゾルを使ってマスキングしています。
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あらかじめ肌色の塗装を濃いめにしてあります。その上から、ストッキングの塗装として、ピュアブラックをクリアーで薄くして、シャドーの部分から薄く吹き重ねて見ました。
ただ、ちょっと重ねすぎたのかな。。。グラデーションがあまりなくなってしまいました。写真では真っ黒ですねぇ。
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ついでに、靴の部分も塗装するため、ストッキングにマスクを追加して、ピュアブラックで塗装します。その後に、靴底をさらにマスクして、上からクリアーブルー＋クリアーレッドで作ったパープルに、パール粉を混ぜて塗装します。
と、こんな感じに。。。
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さらについでに、靴と同じ方法でリボンを塗装します。
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スカートは全体を、先ほどのストッキングで使ったピュアブラック＋クリアーを使って塗装しておきます。あとで、フリル部分に白を重ねていきます。
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<<< 2005/12/24 >>>
続いてフリルや胴体の白色部分を塗装します。
パッケージイラストをイメージして、すこしパープル系でいこうと思います。
まず、フリル以外をマスキングします。
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つぎに、一旦、ファンデーションホワイトを吹きます。
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その後、クリアブルー＋クリアーレッドで作ったクリアパープルにホワイトを混ぜて、上から吹きます。
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その他もマスキングをしてから、同様にホワイト後にパープルを吹きます。
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パープル塗装後に、クリアーにパール粉を混ぜたものをさらに、上から少し吹いてみました。
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<<< 2005/12/30 >>>
今年も残り、あと一日。
ということで、ゴスロリ・レイも一気に作り上げてしまいましょう。
残りは、瞳と髪の塗装です。
今回のキットは瞳と眉毛にモールドがあるので、位置を決めるのは楽でした。
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まずは、いつものようにエナメル塗料のハルレッド＋ブラックで、ラインを描いていきます。
と、同時に眉毛をパープルで描きます。
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さらに、ハイライトの縁取りラインを描き足します。
また、口紅の発色を助けるため、口にはホワイトを塗っておきます。
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黒目の部分を描き足します。
口紅として、レッド＋ホワイトで作ったピンクを塗りました。
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瞳にクリアーレッドを入れ、白目の上側に、薄ーくクリアーブルーを入れました。
あと、口紅がちょっと物足りなかったのでクリアーレッドを付け足しました。
でも、ちょっと、どぎつくなってしまったかも。
あとは、瞳と口をマスキングして、つや消しクリアーを吹き付けて顔は完成です。
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で、最後に残った髪の塗装です。
使った塗料は、ガイアカラーのパープルヴァイオレットをベースに、ブリリアントピンク＋ピュアホワイトを加えてみました。
これでようやく、一通りの塗装が終わりました。あとは組み立てれば完成です。
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<<< 2005/12/31 >>>
ゴスロリ・レイが完成しました。
約３週間で完成したのは最短記録かも。
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他の完成品画像は展示室にあります。
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